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日本漢字教育振興協會より平成26年度第46回夏期指導者研修会をご案内申し上げます。石井式漢字教育の実践園の先生方だけでなく、一般の方のご参加もお待ちしております。
第1日目、第1講義は、アイデアマラソン研究所所長(知識科学博士)の樋口建夫先生よる「アイデアマラソン発想法の活用」です。それは1冊のノートを持って自分の発想を書くことから始まります。毎日書き続けることによって、どんな効果が現れるのか?受講者の皆様に頭も手も使って体験していただきます。先生方が実際に活用する方法、保育園・幼稚園児が実際に実践する方法をわかりやすく具体的に解説していただきます。
第2講義は、当會監修詩歌集を使用した群読の指導法、脚本の作り方などをテーマにお話します。数多くの園の先生方に指導研修を行っている当會理事の山崎美知子が担当いたします。
第3講義は早稲田大学大学院教授、笹原宏之先生に岩波新書「日本の漢字」をテキストにしてお話ししていただきます。中国語とはまったく異なる言語である日本語を中国からもたらされた漢字で表記するにはいろいろな工夫が必要です。使い勝手のよい文字はどのように生まれてきたか、今なおその途上にあって揺れを見せながら使われているものも含めて「日本の漢字」について講義していただきます。
2日目第4講義では一般社団法人全日本かるた協会専任読手の芹野恵子先生より「小倉百人一首競技かるたの読み」を学びます。かるたの読みについては先生方も苦労していらっしゃるというご相談をよくいただきます。最も格式の高い三大大会で読むことのできる専任読手の資格を持った方は、日本に数人しかいらっしゃいませんので大変貴重な時間となることと存じます。
第5講義は、石井式漢字教育を導入されている2 園に実践発表をしていただきます。各園とも特色ある取り組みで成果を上げております。漢字教育実践園、または導入を検討されている園の先生方にとって、実際の取り組みやご苦労、その成果の実態をご覧いただくことほど有意義なことはございません。3園目は諺・俳句・百人一首かるたを積極的に取り入れている園の実際の取り組みをビデオでご紹介しながら、いかに効果的に、かつ楽しく保育に取り入れるかを、かるた教室の指導者の立場からわかりやすくお話しします。当會副理事長小林まゆみが担当いたします。
ご参加くださる先生方に、幼児教育と石井式漢字教育の大切さを再認識していただける有意義な研修会になるものと確信しております。多数のご参加を心よりお待ち申し上げております。 |
主催 特定非営利活動法人 日本漢字教育振興協會 |
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■プログラム |
7月27日(日)研修会場 国際交流棟 1 階 国際会議室 |
9:30〜 9:55
10:00〜10:10
10:10〜12:45
12:45〜13:45
13:45〜14:45
14:45〜15:00
15:00〜17:00
17:00〜
18:00〜20:00 |
受 付
開会のことば
講義1 「アイデアマラソン」
@ 社会人
A 保育園児・幼稚園児
知識科学博士 樋口健夫
昼 食
講義2 「日本漢字教育振興協會監修詩歌集の導入と活用」
日本漢字教育振興協會理事 山ア美知子
休 憩
講義3 「日本の漢字」
早稲田大学大学院教授 文学博士 笹原宏之
連絡事項
懇親会(レセプションホール) |
7月28日(月)研修会場 国際交流棟 1 階 国際会議室 |
9:00〜 9:30
9:40〜11:30
11:30〜12:30
12:30〜13:00
13:10〜13:40
13:40〜14:00
14:00〜15:40
15:45〜16:00 |
受 付
講義4 「小倉百人一首 競技かるたの読み
〜調べの美しい和歌の数々ですが…〜」
一般社団法人全日本かるた協会 専任読手 芹野恵子
昼 食
講義5 石井式実践園の発表@
佐賀県鳥栖市 あいあい保育園
石井式実践園の発表A
大阪府吹田市 第二愛育園
休 憩
石井式実践園の発表B
千葉県柏市 手賀の丘幼稚園
解説 日本漢字教育振興協會副理事長 小林まゆみ
閉会式
閉会のことば
日本漢字教育振興協會 理事長 水野幸夫
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■講師プロフィール |
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樋口 健夫 先生 |
博士(知識科学)。現在、アイデアマラソン研究所所長。電気通信大学講師、北陸先端科学技術大学院大学 講師。日本創造学会理事。米国ジョージア大学 トーランスセンター顧問。元三井物産社員として20 年間海外経験。1968 年、独自の創造性の手法「アイデ アマラソン発想法」を考案し、2004 年にアイデアマラソン研究所を設立。現在、429 冊のノートに発想数39 万を書き留めてきている。2010 年に、幼稚園児の描画能力を飛躍的に向上させる「めだか・アイデアマラソン発想法」と幼稚園児の簡単な課題による発想を、描画と発想で書く「どるふぃん・アイデアマラソン」を考案し、現在、全国7カ所の幼稚園と保育園にて、約500 名が毎日、実行している。著書に、「父親だからできる!子育てマネジメント」(東洋経済新報社) 「一冊のノートで始める力続ける力 をつける」(こう書房)「グループ・アイデアマラソン発想法」 (ジャストシステム)「仕事ができる人のノート術」(東洋経済新報社)などがある。 |
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笹原 宏之 先生 |
早稲田大学大学院教授。博士(文学)。子供のころから漢字に興味を持ち、中学生の時に十数巻からなる「大漢和辞典」を通読した。「国土行政区画総覧」からギャル文字まで膨大な資料にあたって、日本語と文字について様々な方面から調査研究を行う。早稲田大学 第一文学部(中国文学専修)を卒業、同大学院で日本語学(文字・表記)を専攻し、1993 年同大学院研究科博士課程で単位取得。文化女子大学 専任講師、国立国語研究所 主任研究官などを務めた。文部科学省の「常用漢字」、法務省の「人名用漢字」、経済産業省の「JIS 漢字」などの制定・改正にも携わる。著書に『日本の漢字』(岩波新書)、『訓読みのはなし 漢字文化圏の中の日本語』(光文社新書)、『漢字の現在』(三省堂)、『当て字・当て読み 漢字表現辞典』(同)、共編に『新明解国語辞典』第7 版(同)、『中等学校教科書 現代の国語』(同)などがあり、著書の『国字の位相と展開』(同)により金田一京助博士記念賞を受賞。 |
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芹野 恵子先生 |
一般社団法人全日本かるた協会A 級六段 専任読手昭和38 年福岡女子大学国文学科卒業。昭和53 年全日本かるた協会東京東会に入会、読手を担当(A 級公認として10 年、専任読手として10 年)現在は読手の指導や選考会審査委員を務める。また、学校や地域で講演やかるた大会の手伝い、自宅での「せりのサロン」にて近隣の人たちと百人一首和歌の解釈と鑑賞の講義などの活動をしている。読みの収録はカシオ電子辞書、講談社アニメ「ちはやふる」専任読手山城今日子役、マウヴィック「ありあけ」キングレコードCD など。 |
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■アクセスマップ |
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■参加要項 |
@ |
両日参加(27・28日の受講費・教材費・昼食・懇親会・宿泊費・28日朝食込み) |
会員 |
16,000円 |
A |
非会員 |
21,000円 |
B |
A |
27日のみ参加(27日受講費・教材費・昼食・懇親会) |
会員 |
9,500円 |
C |
非会員 |
11,000円 |
D |
B |
28日のみ参加(28日受講費・昼食) |
会員 |
7,000円 |
E |
非会員 |
8,000円 |
F |
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*参加費用は事前にお振込みいただきます。お振込み後の返金は致しかねます。 |
*@両日参加は宿泊朝食込みの特別料金設定になっております。 |
*27日の宿泊を別途4,000円(宿泊朝食実費)で承ります。ご希望の方はご相談ください。 |
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■申込方法 |
申込用紙に必要事項をご記入の上、郵送またはファックスにて下記宛にお申し込みください。 |
折り返し受講票をお送りいたします。 |
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■申込先 |
NPO法人日本漢字教育振興協會 |
〒150-0022東京都渋谷区恵比寿南2-18-6-103 |
電話 03(3760)3432 FAX 03(3760)3152 |
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■締め切り |
平成26年7月18日(金) |
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